月別アーカイブ: 2025年5月

下鴨つどいの広場こがも(5月)

(2025.5.20 X 投稿より)

下鴨つどいの広場こがもへ行ってきました。 0歳、1歳、3歳と色々な月齢の子どもたちとふれあいました。 お母さんたちとも色々なお話ができました。 8か月の赤ちゃんに手をたたきましょうや、むすんでひらいての手遊びをしてあげるときゃあきゃあ手を振って喜んで私の手をつかんできます。1歳代の子もその様子を見ていて自分もうれしそうに手をたたいていました。すごく反応してくれて面白かった。

毘沙門堂門跡へ

(5/18 X投稿より)

今日のウォーキングは山科駅から毘沙門堂門跡へ。
人もまばらですいていました。
桜や紅葉の季節はもっと人が多いでしょうが。
ここの襖絵は逆遠近法で描かれているものが多く、右側から見るのと左側から見るのとでは違って見えます。
例えば、人の顔の向きが変わるとか。不思議です。その原理はわかっていないそうです。
これは示唆的だと思いました。 見る角度が違えば物事は違って見える。
庭の手水鉢が印象的でした。

ピアノに合わせてあそぼう(2025.5.12)

今日はじゅらく児童館の「ピアノに合わせてあそぼう」の日でした。

プログラムは以下のとおり。

・自己紹介(お子さんの紹介と好きな絵本)

・おはようのうた

(季節の歌)
・こいのぼり
・めだかの学校

(手あそび・ふれあいあそび)
・大きなたいこ
・あたまかたひざぽん
・ポップコーン
・むすんでひらいて

(今月の歌)
・ことりのうた

(歌に合わせて動きましょう)ーみんな小さなマラカス振ります
・クラリネットをこわしちゃった
・さんぽ

(演奏)
・五月、愛する五月(シューマン)
・人形の夢と目覚め(オースティン)

今日で最後です。と言われる時は寂しいものです。お姉ちゃんの時に来てくださっていて、しばらく来られないと思っていたら2番目の子が生まれたのでまた連れてきてくださって、そして、月日がたちお別れの日が来る。
今日は保育所お休みしたので来てくれていた子もいたので、そんな風にまた機会があれば来てね、バイバイとさよならしました。

声楽コンサート

三橋桜子さん、パブロ・エスカンデさんご夫妻からご案内いただいたコンサートに行ってきました。新しく結成された声楽アンサンブル”Vox-Lux(声の光)”のコンサートです。場所は京都府立府民ホールアルティ。
メンバーはパブロ・エスカンデさん(指揮)、三橋桜子さん(オルガン)の他、歌手8人とチェリスト。ユニークな編成だと思います。

曲目はバッハ、タリスなどの作品と日本の古い歌(パブロさん編曲)。

今回のプログラムで特に面白かったのは、タイトルや作曲家を知らされず3曲の演奏を聴衆が聴き、どの曲が現代でどの曲がルネッサンス(16世紀頃)かあてるというものです。1曲がルネッサンス。どれも宗教音楽の雰囲気ですが、私ははずしました。一番モダンに感じた1曲がルネッサンスの曲でした。3曲の中で一番印象に残りました。

パブロさん編曲の日本の歌(ちんちん千鳥、宵待草、待ちぼうけ)もよかった。素朴なこれらの歌をどのように編曲されているのか興味深く聴きました。やはり日本語の歌は親しみがあってほっとする。

今日の歌手は8人(ソプラノ2人、アルト2人(そのうち1人がカウンターテノール)、テノール2人、バス2人)でしたが、ハーモニーがとても美しく、倍音が豊かに響いている感じがしました。声色の無限と思えるバリエーションを聴いていると、楽器ではできないことだなと改めて思います。声の威力はすごい!

お二人のコンサートはいつも独特で、今度はどんな工夫を凝らされているんだろうといつも楽しみです。今回も内容の濃い、楽しいコンサートでした!

寿長生の郷(すないのさと)

4月に城崎へ行った時、ロビーに置いてあってたまたま気になって見た雑誌「森さんぽ(関西版)」に載っていた寿長生の郷(すないのさと)へ行ってきました。

この雑誌を見るまで、大津市にこんな場所があるなんて全く知りませんでした。ここを運営している叶 匠寿庵は以前から知っていますが、和菓子を作っているだけではなく、こんな取り組みをしているとはすごい会社だと思いました。

パンフレットによれば、菓子づくりの原点は「農」であるという思いから、山を開墾し63,000坪の緑豊かな丘陵地の中で、菓子の原料を育てているということです。
また、同時に多様な生物が生息するこの里山の保全にも努められていて(菓子づくりの里山)、環境省より自然共生サイトとして認定されています。

実際、あまり見たこともない植物をたくさん目にしました。山奥ではなくこんな身近なところで鑑賞できるとはうれしいことです。モリアオガエルの池というのがあって、カエルたちが元気よく鳴いていました。モリアオガエルも希少生物のようです。
入場料もなく、訪れた人々は敷地内を散策してそれらの自然の風景を楽しむことができます(食べ物の持ち込みはできません。行かれる方はご注意を)。

こういうことを知ると、どうしても「近江商人」「三方よし」というような言葉が浮かんできます。つまり、商売をしているのだけれど、社会にも貢献しているというイメージです。さすが、滋賀の会社だなと納得してしまいます。

敷地内に、「十〇地」(とわぢ)という陶房があり、房主から色々と興味深いお話を伺うことができました。そこでは、たまに教室もされていますが、寿長生の郷の中にある食事処やカフェなどで使う器などを焼いておられます。
なんと登り窯があるのですが、登り窯を見るのは河井寛次郎記念館で見た時以来です。登り窯で器を焼くには4日間、15分おきに休みなく薪を追加せねばならず、大変な作業ということを知りました。
実際は、電気釜も使われているということで、火で焼くのとの違いは何ですか?と聞くと、火の場合は空中に舞った灰が溶けて陶器に付着し自然に釉薬のかわりになるということです。焼き物は釉薬がないと水分がしみてしまいますが、火で焼けば釉薬はいらない(十分でない場合は焼き直すということ)ということです。
器の材料は寿長生の郷と信楽の土を使っているそうです。

自然、食べ物、陶器、木造建築物などどれも本物へのこだわりが感じられました。
このような場所を作り、維持していくためには、膨大なコストと労力と情熱が必要でしょう。お金に換算できない価値を作り、それを人々に感じてもらう、そのことに使命感を持たれているのではと思いました。
多くのことを感じさせてもらった一日でした。

これは夫撮影