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Poem and Piano「水鳥に(To a Waterfowl)」

先日、久々に鴨川へ行きました。主な目的は、鳥の写真を撮るため。手元にもいくらかありますが、今回「水鳥に(To a Waterfowl)」という詩の動画(スライドショー)を作るにあたり、あまり雰囲気の合うのがなかったので、新たに撮ろうと思いました。

歩いたのは三条大橋から賀茂大橋まで。雨のために水位が上がり、流れも速かったせいか、段差の滝のところで待ち構えているサギとか少なかったですが、丸太町辺りでは鴨がたくさん集まっていたり、空を行き来する鳥などはいつもと同じような調子でした。

今回は特に飛んでいる鳥を撮りたかったのですが、けっこう難しい。早いんですよね、動きが。なので、こんなアングルでとか、こういう姿がいいとか言ってられなくて、カメラ(スマホですが)で捉えるのが精一杯(汗)。それでもなんとか雰囲気の伝わりそうなのが何枚か撮れました。

川沿いではいつものように人々が散歩したりジョギングしたり、座ってくつろいたり昼寝したり、スポーツしたり楽器を演奏したり、思い思いに過ごしています。人同士の距離も密にならず、特に今は心身を開放するのに貴重な場所ではないでしょうか。

「水鳥に(To a Waterfowl)」の作者は、アメリカの詩人、William Cullen Bryant(ウィリアム・カレン・ブライアント)です。「アメリカ名詞選」(亀井俊介・川本皓嗣編/岩波書店)によりますと、

1815年、21歳のブライアントは自分の生き方に迷いを抱き、「たいそうさびしくみじめな」気持ちで岡の道を歩いていた時、夕暮れの空に地平線へ向けて飛ぶ一羽の鳥を見て大きな感動を覚え、この詩を作ったという。広く愛誦され、日本でも若き日の内村鑑三、国木田独歩などは、人生に迷った時、この詩から励ましを得た。

ということです。とにかくポジティブな詩ですね。

また、英語のオリジナルの方はパブリックドメインですが、日本語訳はのせられないと思うので興味のある方は調べてみてください。今回、古い単語がわりと出てきていて、私も調べてみて面白かったです。例えば、「you(主格)」、「your(所有格)」、「you(目的格)」に相当する「thou」、「thy」、「thee」などです。

で、早速、動画を作りました。曲は「I’m relived ほっとして」 (アルバム「imaginary world (remastered version)」より)です。よかったらご視聴ください。

ワーズワースの詩(Poem and Piano)

久々に再生リスト「Poem and Piano」に動画を追加しました。今回の詩は、イギリスの詩人、ウィリアム・ワーズワース (1770-1850 ) の詩、「早春の賦/ Lines Written In Early Spring」です。ワーズワースは自然をこよなく愛した詩人ということですが、最近ますます環境問題が深刻になってきている中、人と自然の共生は重要なテーマですよね。こういった詩に触れると、人間は自然によって生かされているんだなあと改めて思います。

オリジナルの方は著作権は切れていますが、日本語訳の方はわからないので、今回参考にさせていただいたサイトにリンクをはっておきます。→English Poetry and Literature

日本の詩も使ってみたいのですが、著作権切れているような古い詩は言葉が古くて伝わりにくいものが多いように感じます。また合いそうなのが見つけられたら使うかもしれません。英語は色々な国の人も読めるからその方がいいのかなとも思ったりしていますが。

音楽は新しいアルバム「imaginary world (remastered version)」の中に入っている、「good timing」を使いました。写真選びはいつも苦労します(汗)。動画に使えるように気になるものがあれば撮るようにしていますが、いざ選ぶ時になると、なかなかこれというのが見つからなかったり。

よかったらご覧ください。

録音進捗 その6(禁じられた遊び)

ほとんど思い付きですが「禁じられた遊び」を弾いてみました。この有名な曲のタイトルは実は「愛のロマンス」なんですね、今回初めて知りました。映画「禁じられた遊び」の中で、特別有名なわけですね。

著作権フリーの譜面(多分ギター用)を見つけてちょっとピアノで弾くのに見やすいように記譜しなおしました。ほとんど変えていません。高すぎると感じたので1オクターブ下げました。

もちろん、今回も録音・編集の実験です。今回はコンデンサーマイクに付属のスポンジカバーをつけてみました。普通は歌手が使うときにつけるものです。息が雑音として拾われるのを防ぐためのものです。だから、あまり関係ないかなと思うのですが、音が少しでも柔らかく録れないかな?と期待して。詳しい方が聞かれたら笑われるようなことかもしれません。わかりません。そんなことばかりやっています(笑)。

実は、数日前、録音したピアノ音源のノイズ除去や、ミックス・マスタリングをされているところに、お試しでノイズ除去を頼んでみました。すでにYouTubeに上げてる曲ですが(ピアノ本体からのノイズだからあきらめて)、私がデモ版で使ってみているノイズ除去ソフト(RX7 elements)の一番グレードの上のAdvancedを使って除去されているということで、どの程度違うものか試してみたかったからです(もちろん単純にソフトのグレードの違いとは思っていません。技術と経験に期待)。

編集していただいたサンプルを聴くと、いい感じでした。見積り料金も、これなら考えてみてもいいかなくらいでした。それで、先々自分でミックス・マスタリングが思うレベルに全然達しなかった時に(つまり自分で編集をあきらめた時)、またお願いするかもしれません。そうならないようにがんばっていますが、選択肢としては一応考えています。念のため。

それで、今回はRX7 elementsを買って(すごく安くなっていた!)AIでノイズ除去をしてみました(デモ版では保存ができないのです)。気持ち、少し音が良くなったような気もします(?)。AIを使わず手動でも調整ができますが、まだそこまで調べられていないのでとりあえず今回はAIで。

そして、今回は初めて動画撮影をしてみました。動画と録音を別々にして後で合わせるというようなことは面倒で、やることはないと思っていましたが、録音の準備なども多少慣れてきたので、できそうな気がして早速やりました。たまたま家にあった100均の簡易な短い三脚を台に乗せて撮るという横着なことをしたんですが、位置が良くなくて、撮った動画を見ると鍵盤は左上の端の方、大部分がピアノのボディで、鏡のように色々なものが写り込んでいて全然いい雰囲気じゃなかった。それで、マイクで録った音源と合わせる際に、鍵盤と手のところを拡大し、写り込んだものが見えないように背景を暗くし、モノトーンで映像作品のように(?)仕上げてみました。

曲の頭の部分を合わせるのも大変でした。専用のソフトがあればなんてことないのかもしれないけど、私の使ってるのそこまで便利にできてなくて、動画の演奏の始まりとマイク録音の音源の始まりがなかなか合わない(動画の方は音を消して映像だけを使うから音のずれはないけど、両方がぴったりでないと手の動きと音がずれる)。ちょっと時間かかったけどなんとか合わせました。

5月になって急に暑くなってきましたね。緑が生き生きと元気づいています。うちの小さな花壇(60cm x 90cm)では例年通り、勢力争いが見られます(笑)。どれもツワモノばかり。ホトトギス、ナルコユリ、クリスマスローズ、ヤブコウジ、ヤブラン、紫紺菊、ヤマアジサイ、ブルーベリー、水仙(今期は終了)、間に雑草。まあ、欲張って植え過ぎです(笑)。これらのうちいくつかは抜いても抜いても地下茎によって伸びているようで、違う所から顔を出す。肥料もほとんどやらず、水を適当にやっているだけなんですが。

元々数少ない演奏機会も、しばらくの間ないでしょう。残念ですが、その分家での録音作業に取り組めるので引き続き進めていきます。

 

YouTube プレイリスト

YouTube用に私のアルバムの曲を集めたプレイリストを作りました。YouTubeにはこれまでアルバムの曲もアップしていますが、1曲ずつバラバラなので、続けて出てくる場合もありますが、別の人の動画が間に入ったり、もう出てこなかったりして、続けて聴いていただくことができないので、複数曲を一つの動画にまとめました。全部で27曲です。全部聞くには1時間46分もかかります(笑)。ちなみにYouTubeには現時点で、計61曲上げています(いくつも下げましたが)。再生リストは今のところ4種類で、Yoko Imamura、arrangement(編曲)、Poem & Piano、DTMです。優先順位をつけていくと、後ろ二つは、時間的に無理があって増やすのが難しそうです。

“AGAIN”
“good time”
“various stories”
“Second Impression”

以上のアルバムからのプレイリストです。リンク先はTuneCoreの配信先リストです。YouTubeでも聴いていただけますが、Apple、Spotifyなどの定額のサービスを利用されている方はストリーミングでも聴いていただけます。

最新のアルバムが去年の8月で、なかなか次が出せていませんが(次は自分で録音・編集したものになるはずなのでいつになるやら汗)、とりあえずこれまでのもので動画を作りました。

別のアルバムで重複している曲(録りなおしたり、そのままだったり)は入れていません。アレンジを変えたものは入っています。

録音は同じスタジオですが、エンジニアの方が変わったり、私の要望が変わったり(今一どうすればイメージに近づくかわからないまま)で仕上がりに違いがあります(特に音量)。今では自分でも編集に取り組んでいるので、何が違うから違って聞こえるのか、以前のチンプンカンプンの時よりはわかるようになっていると思っています。

改めて聴くと色々と気になるところもあります。スタジオでは大体一日6時間ほどの録音で8曲とか10曲録ってましたが、集中できるのは前半までくらいだし、時間が来て録り終えて、いつもどこか妥協した感じがぬぐえないのでした。さらに、今回動画を編集していて、同じ曲のボツにしたつもりの方をアルバムにいれてしまっていたことに気づいて、今頃ショックを受けてたりします(笑)。

まだ録音・編集の実験が続きますが、できれば5月にはアルバム曲の録音にも取りかかりたいです(希望)。

 

録音進捗 その5(庭の千草/The Last Rose of Summer)

音響のことを考えて、布を天井に張ったり、角に垂れ下げたり、ドアを開けたりと色々やってきましたが、今回は「ゆりかごのうた」を録った時と同じように、布無しでドアを閉めて録りました。

それでも、ゆりかごの時とはまた違う録音と仕上がりになっています。マイクの位置も毎回のように少しずつ変えているから、まだ完全には定まってない(汗)。仕上げで大きく違うのは、今回はリバーブを無しにしました。ディレイはかけています。やわらかい仕上げにしたいから、これまでリバーブをかけていましたが、あまり関係ないような感じもするし(うまい使い方があるのかもしれないけど、色々やってみた結果今の私にはまだあまりわからない。買えば、良いプラグインも山ほどあるんだろうけど)、ない方が自然で好きな響きがしたので、今回はそうしてみました。また、編曲、音の構成によっても聞こえ方は変わってくるなと今回思いました。

録って編集するたびに気づくことがあって、一応前進しているはずなので(?)、とにかく次にとりかかりたいです。

今回の曲は「庭の千草」で、元はアイルランド民謡の「The Last Rose of Summer」。庭の千草が2番までなので2番までにしたのですが、The Last Rose of Summerは3番まであるんですね。今回は歌詞無しにしました。

動画に使う写真は、英語のタイトルにRoseとあるし、バラの咲いてる庭のようなのがいいな、でもそんな写真撮ってないよなと一旦諦めそうになりましたが、2年前に布引ハーブ園へ行った時に、バラ園のようなものがあって確か写真を撮っていたと思い出しました。それで探してみたら1枚だけありました!イメージに近いものが。それで縦向きの写真を下から順番に切り取って連続写真のように仕上げました。

良かったら聴いてください。

 

録音進捗 その4(春の小川)

前回のブログに書いたように、部屋の壁に角度をつけて音を良くするために、部屋の角2か所に布をたらしてみました。それで弾いてみたら、録音するまでもなく音が響かずだめだとわかりました。やはり布はだめですね(笑)。

そういえば、以前録音した時は部屋のドアを開けていたと思い出しました。そうか、ドアを開ければ(45度くらい)それで斜めの面ができるし、響き過ぎていた音も和らぐかもと今回はドアを開けて録ってみました。もちろん、布は撤去です(笑)。余談ですが、このキルティングの布は以前録音する時に使おうかと、ノムラテーラー(京都の布屋さんです)で12メートルくらい巻いたやつを買って、ゼイゼイ言いながら持ち帰ったものです。結局役に立ちませんでした(笑)。

ドア開けて録ってみた結果、今度は前回よりも響きが良くない気がします。前回はちょっときつい感じがしましたが(布も何もなく部屋を閉じた状態)、また次回はどうするか考えます。これでいこうという録音の形がある程度決まるまで、まだしばらくかかるかもしれません。

今回の曲は「春の小川」。

毎月の児童館の「ピアノに合わせてあそぼう」では、毎年この時期、この歌をみんなで歌っていましたが、今年はコロナのためにイベントが中止になっていて歌えませんでした。残念です。

 

録音進捗 その3(ゆりかごのうた)

何年か前にまだスタジオに行き出す前に自宅で録音していた音源をたまたま聴いたんですが、それが自分が思い込んでいたほど悪くないというか、今私が録っているのとそんなに違わないのではないかと思って、ショックを受けました(笑)。ただ、イヤホンを通してちゃんと聴くと、やはり良いマイクが加わったためでしょう、今の方がいい!(笑)

その時の録音は、天井に布を張ったりはしてなかったのと、前回の布張った録音はやはり音がややこもっている感じもしたし、今回は布をとってみました。と、ここまで書いて、ふとさっき思った「録音スタジオの内装について検索してみよう」を実行しました。

いきなり、実際工事を行うために書かれたマニアックなページが出てきましたが、特に気になる点が二つ。まずは部屋の形状がなるべく不整形である方がいいということ(そういえば夫が、部屋のコーナーに板を立ててみたらと言っていました)。壁面が平行であると、音響上よくないようです。

そして、反射面の処理というところでは、ブロック、石、コンクリートなどなるべく固い材料の方がいいと書いてあります。

他にも色々書いてあり、これ以外にも良い音響の条件はあるようですが、とりあえず天井の布はやはりいらなかったかな(笑)。次は、部屋が不整形になるよう何かやってみようかな。

たまたま聴いた過去の録音音源は「ゆりかごのうた」です。今回はその編曲を少しだけ手直しして弾いてみました。YouTubeにアップしましたので、良かったら聴いてください。音はやはり、PCで直接聴くとややきつい感じがしますが、今のところ仕方ないです。イヤホンかヘッドホンで聞いてまあまあいいくらいに仕上げています。

偶然なんですが、先日アップした「どこかで春が」も、今回の「ゆりかごのうた」も草川信作曲なんです。この人の曲好きなのかな(笑)。今回は歌詞を曲に合わせて入れてみました。4番まであるんですが、以前、全部黄色にまつわるものが入っていると書いてあるのをどこかで読みました(1:カナリヤ 2:びわ 3:木ねずみ(木=黄?) 4:きいろい月)。北原白秋、黄色にこだわってる?

もうしばらく、録音・仕上を試行錯誤しつつ、編曲したもの(著作権の切れた古い曲)を使ってYouTubeにアップしようかなと思っています。

録音・編集に挑戦しながら、最悪うまくいかなければまたスタジオに行くことになるかと思っていましたが、コロナがいつ収束するかわからない今、逆に自分でできるように取り組んできてよかったと思っています。今の状況では当分スタジオ録音は無理でしょう。もう自分でやるしか選択肢がないと最近気づいたのでした(一応調べたらやはり休業されています)。

最近気づいたんですが、たんぽぽ結構好きかも。近所でたんぽぽの写真ばかり撮ってます(笑)。道端とか、ちょっとした植え込みの下とかでたくさん見かけます。

録音進捗 その2(どこかで春が)

前回のブログで新しいマイクを買ったけど調子が悪くて不安と書きましたが、やはりノイズが出るのでとうとう返品しました。それで、またグレードの違うマイク2本で録っています。

生ピアノの録音は、結局ピアノと部屋のつくり(録音に適した内装など)とマイクにかかっているのかなという気がしています(そんな話も読みました)。それらが良ければ良いほど質のいい音が録れるから、編集ではそれほど手を加えなくていいはず。だけど、実際それらが全てハイレベルというのはものすごく費用がかかることで、私が行けるスタジオでも制約があり、普通の家の録音となるとさらに不利です。

それでも、じっくり家でやるというメリットは感じています。録音したものを聞いてやっぱり音を変えてみたり、そしてまた録音してと、曲作りと録音を並行してできるというのが大きい。

良い音で録音する条件が整っていないためでしょう、録ったものの音が、実際弾いている時に聴こえてる音とは随分違うわけです。ああ、それと前回書いたようにPCやスマホで直接聴くととてもきつい音になる。それで、編集なのですが、そのためのDAWソフトはStudio Oneの無料版からスタートし、その後一つグレードが上のStudio One Artistを購入して使っていました。そして、一応アルバムづくりを目標としているのでマスタリングのためにとうとうStudio One Professionalを購入、アップグレードしました。

結局、別で買っていたAI搭載のプラグインは使わず(生意気ですが、AIだから気に入るかどうかはわからないものですね。またお世話になるかもしれませんが)、主にStudio One付属のエフェクトを使って自分の耳で確かめながらやっています。2月の終わり頃の記事(「録音はまだまだ続くよ」)の中でAIのミックスについて「私がやるよりもはるかにいいはずなので、これを触るということは当分ないと思います」と書いていましたが、もう触っています(笑)。日々、なかなか進歩しないなあと思いながらやっていますが、そうやって過去の記事を確認すると少しは進歩?しているようです(笑)。Studio Oneを初めて見たのが昨年末。その時は全く意味不明なソフトでしたが、今は一応使えています(まあ、そこで曲作りしているわけではないので、機能の一部しか使ってないですが)。できないと決めつけない、すぐにうまくいかなくてもあきらめない、というのがポイントでしょうか(ああ、しんど)。

部屋の天井の反響がきついのではと思って、一部布を張ってトライしてみています。もうキャンプみたい?(笑)
確かに音は鈍ったけど、これがいいのかどうかもわかりません。

とりあえず、宅録音源をYouTubeにアップすることを目標に、編曲ものでと何曲か考えましたが、おととい、「どこかで春が」にしようと思って録音しました。昔の曲はメロディがわりと印象的なものが多い気がしていて、その雰囲気を大事にしたいから編曲はシンプルです。

自宅録音に取り組みだして2か月ほど、ブログにも書いてきたように何度も挫折しそうになりながら、ようやく1曲YouTubeにアップできました。まだまだ十分ではないと思いますが、十分と言える日は多分来ないので(笑)、一つずつ区切りをつけながら進めていきます。

3月ごろの歌ですね。来年はこの厳しい状況(コロナ)を乗り越え、春の喜びを心から満喫できますように。

 

DTM、その後

今年最初に、「DTMにトライです!」という記事を書きましたが、その後、ちょこちょこやっております。記事を書いた後、ツイッターで私のツイートを見て、Studio One(フリー版)でいけるはずだとアドバイスをくださった方がおられ、言われたようにパソコンにケーブルをつながない状態でオーディオインターフェースのドライバーを再インストールしなおしたら、キーボードの音を認識して音が聞けるようになりました。それで、喜んでいたんですが、またケーブルつないだり抜いたりしているうちに、Studio Oneでは音が出なくなり、もしかしたらまたドライバーを再インストールすれば出るのかもしれないけど、そんなめんどくさいことやってられないので、せっかくアドバイスをいただいたんですが、またGarageBandに戻りました。

それで、GarageBandでいくつか、曲(といっても短いジングルなど)を作っていますが、Macで曲作って調整したのち、Windowsでフリーの編集ソフトで調整したりしています。と言ってもあまりDTMの知識もない状態でやっているので(以前一度iPhoneとマイクで録音した時だいぶ調べたけどあまりよくわかってない)、ちょっとしたことがわからないし、調べても専門用語ばかりで、まず言葉の意味から検索しているようなレベルです(笑)。もう検索の鬼です(笑)。でも何かのやり方について調べても同じような説明ばかり出てきたり、書いてあるようにやってもうなくいかなかったり、なかなか知りたいことは探せないものですね。それでも多くの情報に助けられながら、あれーおかしいなあとかぶつぶつ言いながら取り組んでいます(笑)。

入力はマウスでプチプチと入れる方法ではなく、キーボードで弾いたままを読み取らせるリアルタイム入力なので、そんなに時間かからないんですが、その後の調整がまだまだ大変。音のバランスやきつく聞こえる音を調整したり色々するわけですが、なかなか思うようにならない。それでもなんとか、Macでそこそこいい感じに仕上がったかなと思ってWindowsのPCやスマホで聞くと、音があまりよくなかったり。どんな端末からでも音がひしゃげたり、音割れなどせずきれいに聞こえるようにするのって、難しいことなんだと改めて思っています。そもそもちゃんとした音源は、ちゃんとした機材とエンジニアによって仕上げられているので、比べ物になるわけがありません。まあ、根気よくやるしかありませんね。

そんなレベルではありますが、作ったものをYouTubeに上げ始めています。とりあえずジングル(番組の始めとかに流れるような短いやつです)三つです。最初の二つ(超短いの)はそれほど気にならなかったのですが、それ以降作っているジングルや短い曲などはなかなか仕上げがうまくいかず、イヤホンなしでスマホやPCで聴くと少し音が割れているような部分があったり、ずいぶん調整に時間かけてるんですが、納得いくまでやるにはどれだけ時間がかかるか予想もつかないので、今のところはこれくらいかと割り切って、三つ目のジングル(不本意ながらスマホ等での音割れを考慮し少し音量が小さめ)も含めてアップしました。

二胡他

ヴィブラホン他

エレピ、オルガン他

今のところGarageBandに入っている音源だけなので、あまり種類もないのですが、色々な楽器を疑似的に使ってみるのはとても面白い。ピアノではできない表現がたくさんあって。そしていくつかの楽器を重ねて曲を作ることはまたピアノ曲の作曲に生かされる気がします。

実はこれと並行して、しばらくピアノ録音のためのマイク選びをしていました。十字屋三条店の地下の担当の方に色々と教えてもらいながら、ついに私にとっては上等なマイクを注文してしまいました(もちろん世の中にはもっともっと上等なマイクがあります(笑))。AKGのC414XLSというものです。ピアノの録音は楽器の録音の中でも難しいと言われていて、それはわかっているんですが、やはり自宅で録音したいという願望が捨てきれず、なんとかやってみたいと思っています。スタジオの録音は弾くだけでいいからその点は楽なんですが、本当は1日1~2曲ずつとゆとりをもってやりたいところを、スタジオに何日も通うわけにもいかず1日で何曲も仕上げようとしてしまう。長時間やると集中力も途切れたり、結果妥協することにも。

だけど、自宅録音はいいマイクだからといってうまくいくのかわからないし(録音専用の部屋ではないし)、録った音源をデジタル音源としてうまく調整するテクニックが、今の私にはあまりないことをDTMの作業しながら痛感しているし、不安な要素も色々。

でも、もう注文していたマイクが届いたという知らせも先ほどあったし後には引けない(笑)。マイクが手に入れば、当分はピアノの録音に取り掛かり、DTM曲作りは後回しになると思います。きっとピアノ録音でも相当悩まされることでしょう(怖)。

失敗を恐れていては、可能性が広がらない。とにかく、やります(笑)!

詩人についての詩

「Poem and Piano」その3をYouTubeにアップしました。
また、「ディキンソン詩集」(岩波文庫/亀井俊介編)より選びました。
タイトルは
「This was a Poet – It is That」です。
詩人とはどういう人かについて書かれた詩です。詩人とは優れた感性の持ち主であり、そして……。詩人についての描写が、とても詩的で素晴らしいと思いました。詩人が書いてるから当たり前かもしれませんが、さすがです。この詩人の性質はまた、芸術家にも当てはまりそうです。

やはり、日本語訳がなければ、文章のスタイルが独特でわかりにくいと思いました。日本語訳を参考にしながら、原文を読んで自分なりに感じて味わうというのがいいですね。

これも前回の、ディキンソン「Tell all the Truth but tell it slant 」と同じく、著作権は切れていますから、原文はいいと思いますが、訳の著作権の扱いがわからずそのまま載せていいのかわからないので、英文だけご紹介します。

This was a Poet – It is That

This was a Poet – It is That
Distills amazing sense
From ordinary Meanings –
And Attar so immense

From the familiar species
That perished by the Door –
We wonder it was not Ourselves
Arrested it – before –

Of Pictures, the Discloser –
The Poet – it is He –
Entitles Us – by Contrast –
To ceaseless Poverty –

Of Portion – so unconscious –
The Robbing – could not harm –
Himself – to Him – a Fortune –
Exterior – to Time –

写真は自分の撮ったものの中から選びますが、詩のイメージを考えるとなかなか決めるのが難しい。わざわざ撮りに行く時間もないですし。曲はすでにアップしている「impromptu1-2 (即興的な曲1-2)」です。自分で見ながら、やはり言葉の力は大きいなと思います。特に素晴らしい詩ですから!詩のおかげで写真や音楽がよりよく感じられる気がします、私は(笑)。よかったらご覧ください。

 

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