「つきのひかり」

先月、「つきのひかり」というシングルをリリースしました。この曲は2016年頃に作った曲(月のひかり)で、YouTubeにもアップしています。今回リリースにあたり、編曲して録音しなおしました。

私は大体、曲を作ってからタイトルを決めていますが、「月のひかり」はタイトルからイメージして作った曲です。

実際の月のひかりには少し思い入れがあります。
高校生の頃、夜、まだ照明をつけていない自分の部屋に入り、窓から月のひかりが差し込んでいるのを見て、ああきれいなと思ったのが最初です。
そして、ちょうど当時聴いていたユーミンの「ジャコビニ彗星の日」がなんとなく合う気がして、曲をかけながら眺めていたこともあったような気がします(記憶はおぼろげですが)。

もちろん、月そのものもきれいなのですが、間接的な光も幻想的ではっとさせられます。
今でも、暗い部屋の床の一部がほんのり明るいのを見て、思わず窓から外を見ることがあります。そして、それは大体冬のことが多く、空が澄んでいるからより光が届くのだということを思い出します。

「つきのひかり」をBGMにした「水のある風景 京都・滋賀」という動画も作りました。