孫のNちゃんは来月2歳になりますが、最近では何曲かよく歌います。部分的で言葉や曲の構成はあやふやですが、音程はわりと正確で、何を歌っているのかはわかります。
例えば、星の形を見ると、「きらきら~」ときらきら星を歌います。また、唐突にカエルの歌、ぞうさん、チューリップなどを歌います。
もちろん、一緒にも歌います。その時は自分が歌えない部分を一生懸命まねしようとします。一緒に歌うことを通して、歌を覚えていっているのだと思います。
それで最近またイエ―デのこの言葉を繰り返し読んで、しみじみとしています。
子どもは、喜びの気持ちを歌にする
子どもの歌には、両親や兄弟と共に歌う喜びや安心感がそのままあらわれる
子どもの歌は、幸せな「生」の表現としての創造活動であるとイェーデは捉えている
『フリッツ・イェ―デの音楽教育ー「生」と音楽の結びつくところ』(小山英恵著/京都大学学術出版会)より
こんな小さな子が自発的に歌っている様子は、不思議であるし、また幸せの象徴のように感じます。
大人の歌いかけは意味があるという話は以前イベントでもしていますが、それを強く実感しているところです。
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「歌う子ども」