最近ツイートばかりのせていましたが、久々にちょっとブログを書きます。
さっき、頭の中に『オリビアを聴きながら』が流れていて、ああこんな曲もあったなあと歌いそうになりましたが、えっ、なんでこんな古い曲が唐突に流れているのだろうと一瞬考えました。それで、その時ジャスミン茶を淹れているからだとすぐに気づきました(知らない方も多いかもしれませんが、この歌の中に「ジャスミンティーは眠り誘う薬」という歌詞があります)。
何かのキーワードをきっかけに忘却の彼方にあった歌が引きずり出されてくる。こういうことはこれまで何度もあります。皆さんも経験ありますでしょうか?
記憶のあいまいさというのは、頭の中には経験したことが全部入っているけれど、それを引き出す時に生じるようです。忘れたというのは覚えたことがなくなったのではなく、出してこれないというわけです。
今でも口ずさめるような歌というのは、一度や二度ではなく何度も歌っていたはず。しっかりと頭のどこかにあって静かにしているだけ。だから、たった一つの言葉をきっかけにすぐによみがえってくるのでしょう。
それにしても、いつも歌が先、しばらく不思議に思ってから後でそのきっかけの言葉に気づいて笑うのです。