先日、EggsPassよりシングル配信始めました。たまたま過去の音源を確認中、2019年に録音した曲で完全に忘れていた曲を見つけました。短いけれど、せっかく音源があるから出してみようかと思いました。タイトルもなかったので、今回のリリースにあたって決めました。YouTubeにもアップしたので、誰でもお聴きいただけます。よかったらどうぞ。
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シングル配信
いつもアルバム配信でお世話になっているTuneCoreのシングル1年無料配信サービスキャンペーンがあったので、初めて編曲ものを出してみました。著作権が切れている「大きな古時計(Grandfather’s Clock)」です。すでにYouTubeにも出していますが、配信のために少し音色を調整しました。
最近、ローファイという言葉を知りましたが、きっかけはあるピアニスト(兼作曲家)の演奏をたまたまYouTubeで聴いたことです。ピアノの音はややこもった感じで、ダンパーの音がはっきり聞こえていて生々しい感じがしました。でも、そういったスタイルなのだろうと思いました。夫にその曲の雰囲気の話をすると「ローファイ」じゃない?と。
Lo-Fiとは、音楽のレコーディングの際の録音状態、録音技巧の一つで、極端に高音質なものではない録音環境を志向する価値観。転じて、そうした要素を持った音楽自体を表す言葉。
ウィキペディア
これまでなるべくノイズを入れないように、良い音質でということを気にしてきましたが、そうでないスタイルもあるんだな、そういう雰囲気が合う音楽もあるんだなと新しい価値観に触れた気がしました。
写真などでも、あえて鮮明でない、昔の写真のような雰囲気を持つ作品もありますよね。
今回の配信曲は、別にローファイを意識したものではありませんが、自宅で録音しているからそもそも録音環境はよくない上に、自分でできる範囲で調整しただけだから、さほどたいしたことはできていない。
今後も自宅で録るなら録音環境の改善はあまり見込めないから、それを生かしてローファイな感じもありかもとちょっと思ってみたり。でもそれはそれで、録音や仕上げの技術がいりそうですね。
YouTubeの私のチャンネルで↑のアルバムジャケットの動画を選ぶと、YouTube Musicを利用していない場合(?)すでにアップしている方の「大きな古時計」が再生されるみたいです。仕組みがよくわかりません。
Facebook Music とは?
私は自分の曲をTuneCoreという音楽配信代行サービスの会社を通して、Apple MusicやSpotify等、50以上の音楽配信サイトからダウンロード販売及びストリーミング配信しています(TuneCoreのアーティストページはこちらです)。毎月、TuneCoreのレポートで自分の音楽がどれくらい聴かれたか、集計した結果が見られます。各ストアのダウンロード・ストリーミング配信レポートとは別枠でBGMとして使われた実績がわかる「TikTok」「YouTube収益化」「Facebook Music」などがあります。この中でFacebook Musicというのが何なのか、あまりわかっていませんでした。
9月末のレポートを見ると、Facebook Musicでの再生数が26万を超えていました(262,012回)。これまで見たこともない桁違いの数字です。そのほとんどが今年出したアルバム「MESSAGE FOR YOU」に収録している「思い出ばなし(Good Old Story)」です(261,982回)。なぜこの曲がバズったのか? さすがに気になり過ぎてFacebook Musicが何なのか改めて調べてみました。
検索するとTuneCoreのサイト内の説明が出てきました。
「Facebook Musicプロダクト」とは、Facebookが運営するアプリ/サービスである。Facebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)などに、楽曲を登録することが可能となるサービスです。登録されたあなたの楽曲は、世界中のFacebookやInstagramのユーザーが音楽スタンプ、独自の動画、プロフィール、Oculus Roomsにて「使用」することが可能になり、大きなプロモーション効果が期待できます。
詳細レポートを見ると、再生されている国は100か国! そのうちトルコで24万回以上再生されています。レポートを見ても、音楽スタンプ、独自の動画、プロフィール、Oculus Roomsのどれに使われているのかわかりません。またいくつのコンテンツに対して使われたのかもわかりません。バズったのはインスタではないというのはわかりました。
ずらーっと並んだ国の名前を見ていて、Facebookのすそ野の広さを実感しました。確かにプロモーション効果はあるかもしれません。
TikTokの場合は、どんな動画に使われたのか確かめることができますが、FacebookもInstagramもやっていないので、確かめられるのかどうかもわかりません。
それでも、このレポートを見てちょっとモチベーション上がりました。単純です(笑)。世界の国々の知らない多くの人たちの耳に自分の音楽が届いていると考えるとワクワクします。とても不思議な気持ちになります。
ストリーミングも海外で聴かれていますが、今のところ日本の方がはるかに多いです。
次のアルバムを出せるのはいつになるのか、全く未定ですが、やはりまた曲を作っていきたい気持ちです。単純です(笑)。