ピアノに合わせてあそぼう(2025.4.21)

今日はじゅらく児童館の「ピアノに合わせてあそぼう」の日でした。

プログラムは以下のとおり。

・自己紹介(お子さんの紹介と好きな歌)

・おはようのうた

(季節の歌)
・チューリップ
・ちょうちょう

(手あそび・ふれあいあそび)
・きゃべつの中から
・おべんとうばこのうた
・こぶたぬきつねこ
・おふねはぎっちらこ

(今月の歌)
・おはながわらった

(歌に合わせて動きましょう)ーみんな小さなマラカス振ります
・線路はつづくよどこまでも
・小さな世界

(演奏)
・春のうたメドレー(編曲:私)

新しい年度に入り、今日の参加者は少なかったですが、少ない時はそれはそれで皆さんとの距離が縮まる感じがしていいなと思っています。合間合間に、関連することを話題に会話しながらという感じで。
上のお子さんの時にも来られていた方が今度は下のお子さんを連れて来られていましたが、そうやってまた来て下さるというのはうれしいです。

うちの孫も生後5ヶ月からこのイベントに来ていましたが、2歳過ぎて4月から幼稚園の親子通園で月に数回幼稚園に行くことになって、今日来られませんでした。月日のたつのが早いとしみじみ思います。

焼き茄子を作って思ったこと

長年、焼き茄子を作る時は網にのせて焼いていました。円い直径25㎝くらいの網で3本以上のせると転げ落ちてしまうから焼く時は大体2本。茄子をそのまま焼くだけなので手軽にできる料理ですが、考えれば片面しか焼けないから途中で何度かひっくり返さなければならないし、炭化した皮の破片が舞ってその辺に散らばったり、茄子から出てきた水分が下に落ちて五徳の周りが汚れたり、皮も焼き加減によってむきにくかったり、案外面倒なのです。

先日ふと、魚焼きのグリルで焼いたらどうだろうと思いつき、検索するとグリルで焼くレシピが見つかり、ただ焼くだけではなくヘタの辺りに切り込みを入れておくことや、剝く時に竹串を使うとやりやすいことなどが書かれていて、その通りやってみました。
すると、皮の破片が飛ぶこともなく、五徳周りも汚れず、切り込みのおかげで皮が向きやすく、また竹串もいい具合に剥くのに役立ち、これまでの焼き茄子づくりの際の問題がほぼ解決しました。

今回、焼き茄子の件を通じて、これは他のことにもあてはまると気づきました。
長年そんなもんだと同じやり方でやっていたことが、ふとしたきっかけでやり方を変えるともっとうまくいくことがあるということです。

私はピアノに向き合っていく中で、そういう経験をたくさんしています。それは色々な先生に教わること、自分で興味を持って調べてみること、試行錯誤しながら試してみることなどを通してです。
前提として、これは「絶対」とは思わないようにしています。そうすることで、学ぶということはずっと続いていく。そして少しずつ変わっていける。

焼き茄子のようなものに対してはそれほどの情熱がないため、気づくのが遅かったですが、教わること、調べることをいとわないければ、色々なことについて認識を新たにして、よりよい方法を見つけることができる。そういう心がけで日々やっております。

とりあえず、焼き茄子の作り方が劇的に改良されたことには感動しました。今頃網で焼いている人はあまりいないのかな?(笑)

鴨川にて(2025年4月5日・6日)

(2025.4.5 X投稿)

今日の鴨川
やや寒い感じ
枝垂れ桜はそこそこ咲いていて、ソメイヨシノはまだ五分咲きくらい?
丸太町を少し下がったあたりでアオサギがうろうろしていました。
陸に上がった方がえさをもらえると知っているのかな?
やはりあげている人がいて、鳩も集まっていました。
野生の鳥にパンとかあげてもいいのかな?どうなのかな?と前から思ってます。

(2025.4.6 X投稿)

今日の鴨川
北大路をさがったところでシートを敷いてパンを食べる 焼き芋も
トンビの群れが向こうの方で旋回しているから要注意
見つからないように食べないと

目の前に大パノラマ
桜もいい感じ
多くの人たちが思い思いに楽しんでいる
子どもたちも走り回っている
夫は横で昼寝している
贅沢だなと思う

久々のレッスン

久々にピアノのレッスンを受けてきました。
先生は、ピアニストの文 京華さんです。

文 京華さんのことは、最初YouTubeで知りました。ご自身のチャンネルで演奏や練習のヒントになる動画をあげられていますが、技術的なことから和声などの理論まで、参考になる動画ばかりで、実際自分の練習にも取り入れたりしていました。

演奏活動をしながら、指導されたり、YouTube配信されたりとほんとすごい方です。
仙台に住まれていますが、なんと東京と京都でもレッスンをされていると知り、思い切って問い合わせました。そして幸運にもレッスンを受けられることになりました。

今回持っていったのは、とりあえずバッハとシューマンとモーツァルト。

まずは、バッハから。
先生のバッハの譜読みのレベルが私の想像をはるかに超えていました。
自分の楽譜にはすでにアナライズの本からそのままうつした内容や、私自身が気づいて書き込んだ部分などがありましたが、それ以外にまだまだ読み取れる部分があり驚きました。それらを意識することで、演奏そのものが変わることもわかりました。

1時間半のレッスンでしたが、バッハで半分以上(まだ足りないけど)かかり、シューマン、モーツァルトは全部弾く時間はなく、私が気になる点をメインに指導していただきました。それらのアドバイスもすばらしく、がんばればきっと自分の演奏のレベルが上がると思えました。

レッスンの雰囲気は和気あいあいとした感じで、時おり笑ったりしながらでしたが、たった一回のレッスンでとてもたくさんの改善点や取り組む課題を得ました。曲を分析することがどう演奏に繋がるのかについて、新たな認識を得た感じがします。

こちらの要望にも柔軟に対応してくださり、本当に良いレッスンでした。とにかく、楽しかった! また次の機会にお願いできればと思っています。

巣立ちの季節

娘の卒園式、卒業式では泣けましたが、特に卒園式のとき、一生懸命歌っているわが子と他の子たちの姿と声に心打たれました。
何曲か歌っていたと思いますが、覚えているのは「たんぽぽ」です。

どんな花よりたんぽぽの
花をあなたに贈りましょう

この時以降、聞いたり歌ったりしたことはないですが、卒園式の思い出の曲としてずっと心に残っています。

ようやくここまできたね、そういう思いと共にあるからでしょう。

卒園、卒業は子どもの成長を感じる、節目の時ですね。

(2025年3月25日 X引用投稿より)

下鴨つどいの広場こがも(3月)

3月は11日と今日、こがもへ行きました。

11日はクレヨンでお絵かきしているきょうだいがいました(最近は水で落とせるタイプがあるんですね)。お姉ちゃんがバイキンマンとか描いていました、確か。小さな弟くんはお姉ちゃんの真似をしたがってクレヨンもっていました。
音楽好きな子もいました。ボタンを押すと音楽のなる絵本があって、音楽をならしながら嬉しそうに手をパチパチするので、お母さんに聞くとやはり音楽は好きということでした。何度も何度も手をパチパチするかわいい様子が見られました。

今日は、ベビーマッサージをすると聞いていたので、少し楽しみにしていましたが、午前中で終わっていました。残念。
私が行った午後2時以降は誰も来られなかったので、スタッフの人たちとしゃべったりして過ごしました。今日はぽかぽかいいお天気だったから、みんな家族で外に遊びに行ったのかな?

間もなく桜も見ごろになりますね。

ピアノに合わせてあそぼう(2025.3.10)

今日はじゅらく児童館の「ピアノに合わせてあそぼう」の日でした。

プログラムは以下のとおり。

・自己紹介(お子さんの紹介とお気に入りのおもちゃ、遊び)

・おはようのうた

(季節の歌)
・うれしいひなまつり
・春よこい

(手あそび・ふれあいあそび)
・ゆらゆらたんたん
・あたまかたひざぽん
・しあわせなら手をたたこう
・おんまはみんな

(今月の歌)
・どこかで春が

(歌に合わせて動きましょう)ーみんな小さなマラカス振ります
・アンパンマンマーチ
・手のひらを太陽に

(演奏)
・ガヴォット(ゴセック)
・アンダンティーノ 変ホ長調(モーツァルト)

今日来てくれたのは、1歳~2歳の子たち。走り回れる子ばかりなので、走り回っていました(笑)。

今月の季節の歌の1曲は例年通り「ひなまつり」を選びましたが、この曲のメロディはとても日本的な感じがしますね。ほぼヨナ抜き音階でできているためです。ラシドレミファソラという短調の音階のレとソがほぼありません(レが一度だけ出てきます)。
悲しげな雰囲気もありますが、ひなまつりの曲と言えばこの曲ですよね。

「どこかで春が」も古い歌ですが、改めていい歌だなと思います。

 どこかで春が うまれてる
 どこかで水が ながれだす

 どこかでひばりが ないている
 どこかで芽のでる 音がする

 山の三月 東風(こち)ふいて
 どこかで春が うまれてる

美しい詩。
「どこかで春が うまれてる」とてもいい表現ですね。
春が来ることはいつも待ち遠しいものですね。

4月はまた春の歌をやります。


小鳥の歌

2月22日、たまたまXで動物言語学者の鈴木俊貴さんという方の投稿を見かけました。
ヤマガラの鳴き声が二―二―二―だから、2月22日はヤマガラの日で、二―二―二―は集まれという意味であり、その鳴き方で緊急性を使い分けているという内容の投稿です。

それを見て、『脳科学と芸術』(小泉英明編著/工作舎)の中に小鳥の歌について書かれていた章があったことを思い出しました。久々に本を開き確認すると、それは著者の一人、岡ノ谷一夫さん(神経行動学がご専門)が書かれている「小鳥の歌に見られる美の進化」でした。

久々に読み返してみて、当時も面白く感じながら読んでいたことを思い出しました。特に気になっていたことろは赤線も引いてあります。

鳥でも歌う鳥とそうでない鳥がいますが、歌う鳥の音感っていいそうですね。歌というのは複数の音によるもので、単音節の「地鳴き」とは違うということです。
人と違って鳥の歌は縄張りのためだったり求愛のためだったり、生きる上で重要なことで、目的によって歌の種類も変わるそう。
小鳥が学習によって歌を覚えるというのも意外だったことです。人の子どもと同じように大人の発声を聴き学習していく。

実は、冒頭の鈴木さんのXの投稿を引用し、私がこの「小鳥の歌に見られる美の進化」の内容を思い出したことを投稿したのに対し、著者の岡ノ谷一夫さんが返信をくださいました(ちょっとびっくり)。
この本ではシジュウカラとジュウシマツとの対比もまじえ書かれていますが、岡ノ谷さんはジュウシマツの研究者だそうです。

『脳科学と芸術』は31人の著者によって書かれていて、一人当たりのページ数も限られていますが、岡ノ谷さんは『さえずり言語起源論』というご著書を紹介してくださいました。副題が「小鳥の歌からヒトの言葉へ」で、ちょっと好奇心そそられます。
言葉の始まりは歌だった、といえば、ずいぶん前にネアンデルタール人が歌でコミュニケーションをとっていたというようなことを何かの本で読んだ記憶があります。

鈴木俊貴さんも小鳥の言葉の研究者で、『僕には鳥の言葉がわかる』 (小学館)という本も出されています。レビューを見ているとなかなか面白そうです。
鈴木さんはシジュウカラの言葉について書かれているそうです。

小鳥と一口に言っても、野生のシジュウカラとペットのジュウシマツではかなり置かれている環境が違うから、その生態や歌も違うのでしょうね。

読みたい本は増える一方ですが、なかなか読む時間はとれません。音楽に関する本、そうでない本様々ですが、音楽というキーワードだけでも色々繋がっていると感じることがあり、その広がりが面白いし、好奇心がそそられます。

最近読み終えた本は『言語の本質』(今井むつみ・秋田喜美著/中公新書)で、読もうと思った動機はオノマトペへの興味(特に乳幼児の言語習得過程での役割)でしたが、オノマトペも音楽的だと絵本の読み聞かせをしながら実感しています。音楽的な言葉は子どもがまねしやすい。音楽から言葉へ、コミュニケーションへといざなう。

さて、春になればまた、ウォーキングも楽しくなりますが、以前よりも意識して小鳥の声を聴いてみようと思います。

おまけ

『言語の本質』を読むのに1か月くらいかかっているんですが(毎日ちょっとずつで)、読んでいる最中から、もっともっと音楽の勉強をしようという新たな目標も生まれ、そういった気持ちとバランスをとりながら読んでいました。年齢が上がってくると、ますます時間に限りのあることを意識します。やるべきこと、やりたいこと、優先順位を考えるのは難しいものですね!


下鴨つどいの広場こがも(2月)

2月は4日と今日、こがもへ行きました。

今日は雪の予報だったので、ちょっと心配していましたが、時々ちらちら舞う程度で行き帰り傘もほとんどいりませんでした。
子どもたちも元気で、今日は小さなボールプールもあり、みんなおおはしゃぎ。
最近ピアノに興味を持ち始めたらしい1歳児さんが、何度もピアノの前に立って手を上に上げて鍵盤を鳴らすので、その度大人たちが拍手をすると自分もにこにこして拍手をしていました。
子どもたちが少しずつできることが増えてくる様子を見ているのは楽しいものです。

日差しが心なしか春めいてきた気もします。北の山の方は雪が降っていそうでした。

ピアノに合わせてあそぼう(2025.2.17)

今日はじゅらく児童館の「ピアノに合わせてあそぼう」の日でした。

プログラムは以下のとおり。

・自己紹介(お子さんの紹介とお気に入りの絵本)

・おはようのうた

(季節の歌)
・豆まき
・ゆきのこぼうず(糸まきまきの替え歌)

(手あそび・ふれあいあそび)
・ころころたまご
・ごんべさんの赤ちゃん動物バージョン
・バスにのって
・おにのパンツ

(今月の歌)
・こぎつね

(歌に合わせて動きましょう)
・おさるのかごや
・そうだったらいいのにな

(演奏)
・雪の日に(作曲:私)
・マイ・ボニー(スコットランド民謡/編曲:私)

今日は1歳児さんの割合が多かったです。やはりといいますか、こんな小さな子たちでもおにのパンツの反応は特に良い傾向です。なんか楽しい歌なんですね。歌詞の意味はおかしいんですが、それはまだわからないはずなので、言葉の響きやリズムが面白いのかなと思います。

今月でじゅらく児童館に行きだしてから12年となりました。最初に来てくれていた子たちはもう中学生くらいになっているのでしょう。12年間の間に私も色々と音楽やその他の勉強を深めて変わってきました。
じゅらく児童館での経験も私にとって貴重なものです。
これからも楽しい音楽の時間を皆さんと一緒に過ごせることを楽しみにしています。