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動画と音源が合わない!

今回はまたiPhoneで動画を撮ってみたんですが、画質はデジカメより悪い感じです(設定を変えられるのを後で知りました)。前にも書きましたが、動画と音源は別々に録っていて後で動画編集ソフトで合わせます。これまでデジカメで何度かやりましたが、動画と音源を合わせる時、出だしをそろえても、もう一度最初から再生してみるとずれている。それで、また合わせる。再び再生するとずれてるの繰り返しで、ようやく合ったなと思ってYouTubeにアップして聴いてみるとまたずれてる(;’∀’)。それでまた削除して編集からやり直しで、何度か繰り返しているうちになんとか合うという感じ。時間がかかって仕方ない。

何でそうなるのか、調べたけどよくわからなくてとりあえず今回は動画をiPhoneで録ってみたんです(どこかでiPhoneもずれると書いてあったけど)。

で、やはりiPhoneもずれます(;’∀’)。また、いつものように時間がかかるのかあ、それは嫌だなあと、また改めて調べてみました。それで、いくつかの原因が考えられるようなので、とりあえずできそうなことは試みました。結局、編集ソフトでは何度かやり直しをしたけど、YouTubeにアップしたものは合っているように見えるので(厳密に言えばソフトの段階で完璧にはあってないかもしれない)、とりあえずそれだけでも助かった。

たった一曲を録音してからYouTubeにアップするまで、もっとスムーズにやりたいのだけど、まだこんな感じでもたもたやっています。iPhoneで音も録れているのだけど、やっぱりマイクで録ったのと比べると全然違うし。

それと、今回から椅子を変えてみました。実はこれまで家で録音する時、ピアノ用椅子(背もたれあり、なし両方)はミシミシ音がするから、音がしないスツールを使っていました。でも、高さが変えられないし普段より少し低いんです。それで、背もたれありの方のピアノ椅子を使ってみました(背もたれなしよりは音がしない)。ロシアピアニズムの本を読んで、やはり椅子は低くない方がいいかなあと思ったのもあります(少なくとも普段よりは)。

曲はグリーンスリーヴスです。良かったらお聴きください。

ロシアピアニズムについて

前回ブログで少しご紹介した本『ロシアピアニズム』(大野眞嗣氏著/yamaha music media)の、とりあえず自分が知りたいと思う部分を大体読みました。知りたかった主な部分はロシアピアニズムにおける体の使い方についてですが、後から確認しやすいように、チェックしておきたい個所は書き出しました(あれどこに書いてあったっけ?と探すの大変ですからね)。

ロシアピアニズムの奏法との比較で書かれているのが、従来型(ドイツや西ヨーロッパの奏法)です。その一部をざっくり簡単にまとめてある部分があったので引用します。

従来の奏法 ロシアピアニズム
どこで支えるか 指の関節 手の内側や前腕の筋肉や腱
どのような運動が多いか 指を上にあげる 指を下に下げる
脱力 肘で腕の重さを抜く 手首で腕の重さを抜く
姿勢 椅子を低くし背筋を伸ばす 椅子を高くし前傾姿勢

ロシアピアニズムでは倍音を聴き響かせること、歌うように弾くこと、また間違った使い方で手を傷めないことなどを大事にしていて、そのためには上記のような体の使い方を基本にするということです(細かく言えば4大流派がある)。その他にも肩甲骨や鎖骨を意識することなどについても書かれています。これは『ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』を読んでから、気にするようになったことです。手以外にも直接見えない体の部分に意識を向けることで、余計な力を抜く練習になります。

この本はクラシック作品の演奏をロシアピアニズムによって追究することを前提に、作曲家やロシアピアニズムのピアニストのことなども書かれています。今の私の目的はクラシック作品の追究ではなく、色々な奏法や体の使い方を改めて研究して、いいと思える部分は試してみて、より自分の出したい音を自由にコントロールできるようになることです。

ピアノは、弦楽器など耳で音を確かめて弾かなければならない楽器と違って、誰がドレミと弾いてもドレミと音が出るんですが、同じ楽器でも弾く人によって全然違う音が出ますよね。著者の大野眞嗣さんは本の中で何度も音色について書かれていますが、私も音色にこだわりたいです。それこそがアコースティックピアノの醍醐味だと思っています。録音すると音質が変わってしまうのは残念ですが……。

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2021年 あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

昨年終わり頃より、改めてピアノのよりよい弾き方について研究しています。これまで以上により手をコントロールして自分の思うままに表現できるようになりたいと思っています。すぐにたどり着いたのがロシアピアニズムです。今このタイトルの本を読んでいます(『ロシアピアニズム』(大野眞嗣著/yamaha music media))。大野さんの名前は以前からネットで何度か目にして知っていましたが、ロシアピアニズムについてあまり詳しくは知りませんでした。

音色を大切にすること、歌うこと、ロシアピアニズムで大切に考えられていることは私も大切に考えていることで、興味をそそられています。より良い音のためにどのように体を使えばいいかは、以前ブログに書いた『ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』アンスガー・ヤンケのメソードなどとも共通する点があるように思います。

今年のスタートは、これらのことをもう一度おさらいし、さらに追及していこうかと思っています。役立ちそうな内容はブログでもまた書ければと思います。