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ピアノに合わせてあそぼう(2024.9.9)

今日はじゅらく児童館の「ピアノに合わせてあそぼう」の日でした。
今日はまた新しい親子が何組か来られました。

今日のブログラムは以下の通り。

・自己紹介(お子さんの紹介と好きな歌)

・おはようのうた

(季節の歌)
・とんぼのめがね
・つき
・しょうじょうじのたぬきばやし

(手あそび)
・げんこつやまのたぬきさん
・トントンひげじいさん
・あたま・かた・ひざ・ポン

(今月の歌)
・ぶんぶんぶん
・はと

(歌に合わせて動きましょう)
・森のくまさん
・クラリネットをこわしちゃった

(演奏)
・ソナチネ Op.20 No.2 第2楽章(クーラウ)
・ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡/編曲:今村陽子)

今日聞いたお子さんの好きな歌から何曲か来月の歌を選びました。秋の歌も始まります。

チャリティーコンサートを終えて

今日はeasy room(うちの事務所兼自宅)でチャリティーコンサートをやりました。
申し込んでくださったのは3人で、そのうち一人は急用でキャンセルされたので参加人数は二人でした。

最初に申し込んでくださった方は、私がこくちーずプロで告知をした後、少し迷っている点もあり半日以内くらいに一旦取り下げたのですが、その短時間にイベントを見てくださっていて、メールで直接、またイベントをやるなら参加したいと連絡してきてくださいました。
それで、せっかく参加したいと言って下さる方がいらっしゃるので、またこくちーずプロにイベントを再掲載しました。

もう一人は音楽療法の勉強を通じて知り合った友人です。

もちろん、もっと来ていただきたかったですが(あと6人くらいは入れる)、二人とも遠方から(一人は奈良から2時間もかけて!!、一人は大阪)来てくれたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
なごやかな雰囲気で1時間ほど、演奏(12曲)と曲や作曲家にまつわる話などをしました。
終わってからまたお茶しながら、音楽の話など色々しました。

お預かりした参加費と私の分を合わせて、早速、能登の被災地で支援活動をされている方に寄付をしました。

ささやかですが、とりあえず、目的達成できてよかったです。

時期は未定ですが、第2回をやれればと思います。2~3か月先になりそうです。

村上隆 もののけ 京都

夫が見ておきたいというので、間もなく終了する「村上隆 もののけ 京都」へ行ってきました。
村上隆については、夫からたまに聞いたり、どこかで作品の紹介を見かけたりするくらいであまり詳しいことは知らないのですが、日本よりも世界で高く評価されているということで、興味を持って見に行きました。

見に行って感じたことは、簡潔にまとめると大体以下のとおり。

・独特の世界観による強烈な独創性

・作品の多様性、際限ないと思えるバリエーション

・作品から伝わるエネルギー、パワー

これらの作品の迫力は、やはり実物のスケールでみないと伝わらないだろうと思います。

私が特に印象的だと思ったのは、四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)の部屋と、風神雷神。弱そうな風神雷神が目に入った時は思わず笑いました。

人が多くてなかなか写真が撮れなかったのですが、大きな作品が多くカメラに収まらない(作品から離れると人もいっぱい写る)。

もう、日本で展覧会はやらないと言われているそうで、見に行ける方は最後のチャンスかも?(9月1日までなので、多分駆け込みで来る人で混むと思いますが)

チャリティーコンサートやります

easy room にてチャリティーコンサートをやります。目的は能登半島地震の被災者への支援です。
被災地では、地震から半年以上たってもまだ十分な支援が行き届かず、被災者の方々自ら炊き出しなど助け合いをされてなんとかやっておられる所があります。私はある方々を直接フォローしてその様子を伺っていますが、体を壊されないか、心配しております。

行政からの支援も不十分で、本当に歯がゆい思いですが、なんとか少しでもできることがないかと思ってコンサートを企画しました。

支援先については来てくださった皆さんにもご説明の上決定したいと思っています。

easy roomはうちの事務所兼自宅で、ピアノの部屋も狭く定員は8名(詰めれば10名?)ほどで、満席でもそれほど来ていただくことはできませんが、少額であっても確実に届けたいので直接支援にこだわります。入場料お一人1,000円で全額寄付します。
今回の地震でもかなりの義援金や寄付金が被災地の行政に届けられているはずですが、なかなか行き渡ってはいない様子です。ですから、支援の手薄な所へ直接届けたいという思いです。

日時は2024年9月7日(土) 14時から約1時間(13時45分開場)予約制です。
曲は、穏やかな曲調のものをメインに考えています。

イベントの告知は会場直接も含め、いくつかしようと思っています。ひとつがこくちーずプロです(with music チャリティーミニコンサート)。直接メールでも受け付けます。

同じように少しでも支援をと思っている方々と交流できる場になればとも思っております。

始めは月1~2回くらいと考えていましたが、来て下さる方々のことを考えると隔月くらいが現実的なところかなと思っています。協力者がいてくだされば継続できるし、様子をみながら考えていきたいです。

保育士試験実技試験落ちました

今日、保育士試験実技試験の発表がありました。音楽は合格でしたが、言語で落ちました。言い間違いもあったし自信なかったですが、やはりショックです! 実技は合格率高いので。モチベーションどん底です。
人手不足の職種で、素話がいまいちだとしてもそれはそんなに重要なことではないと思うんですが(恨み節 笑)。

でもせっかく筆記合格してるのでここであきらめるのももったいない。また後期の実技を受けることになると思います。とりあえず、しばらく忘れます。

保育士実技試験終わりました

知らない世界をかいま見る

昨日、富田潤さんの織物ワークショップへ行ってきました。
元々友人夫婦が行く予定で予約していたのですが、だんなさんが行けなくなったので私が代わりに参加することになりました。

イベントの前日まで、場所もちゃんと知らず、改めて調べてみると思ったよりだいぶ遠い所でした。住所が京都市右京区嵯峨越畑で「嵯峨」とつくから嵐山くらいだと思っていたのですが、全然違ってうちから電車・バスだと2時間近くかかるとわかり驚きました(右京区も左京区もけっこう広いのです)。

富田潤さんのことも特に調べたりしてなくて、その世界(テキスタイル)では有名で豊富な経験と実績をお持ちの方なのだと行ってから初めて知りました。参加者の方々もそういう分野に携わっておられたり、織物のことにも詳しく、皆さんの話を聞いているうちに、富田潤さんがどういう方なのか少しずつわかってきました。
富田潤さん公式サイト

場違いなのを感じつつ、これも体験と思って初めての織物に挑戦しました。
使ったのは卓上織機。はじめはちんぷんかんぷんでしたが、富田さんやスタッフの方々のご指導により少しずつわかってきました。体験とはそういうものですね。手を動かして初めてちょっとわかる。

ワークショップのスケジュールは以下の通りでした。
午前 作業
昼  ランチ
午後 作業
   工房見学

ランチはワークショップ会場から少し離れた現在お住いの家でいただきました。古民家を元の雰囲気を保ったまま改修した建物にテキスタイルや美術品、古家具や道具などが置かれ、まるで博物館かギャラリーのような雰囲気でした。
富田さんの畑でとれた野菜などを使って富田さんが仕込んだ料理が多く使われていました。おいしくいただきました。

工房は、えっ、こんなところに!と驚くような茂みの中にあって、中には多分一生見ることもないような様々な織機があり、説明も専門的で所々理解できませんでしたが、とにかく貴重な体験をさせていただきました。

越畑という所は初めて知りましたが、愛宕山の山麓で自然豊かな景色の美しいところです。きれいな水が豊富でおいしいお米が作れるらしいです(ランチのおにぎりもおいしかった)。
今回はゆっくり散策する時間はありませんでしたが、また気候のいい時に訪れたいと思える所でした。(越畑について

肝心の作品ですが、コースターを作るというのが目的のワークショップでしたが、皆さん長いのを作られていたり凝った模様にされていたり様々でした。私はのんびりやっていたのであまりはかどらずコースターより少し長細いくらいの敷物になりました。

たまたま誘われて参加したワークショップでしたが、全然知らなかった世界をかいま見れたり、越畑という美しい里山があることを知ったりと、実りある一日でした。

1歳児の拍感

先月、孫のNちゃんが体でリズムをとりながら「おうまのおやこ」らしきメロディを歌っていたことについて書きました(「歌う子ども」)。

その後、同じシリーズの「ぞうさん」を買って、それを歌いながら見せてあげました。
すると、歌に合わせて体を横に揺らします。なんと、おうまのおやこの時とは違う体の動かし方です。おうまのおやこは4拍子で縦に動いていました。ぞうさんは3拍子。曲の雰囲気が違うことを感じ取っているのでしょうか?

1歳児、あなどれないなと思うことが時々あります(笑)。

「歌いかけは言葉の発達に良い影響を及ぼすだけでなく、集中力を養い、心の発達に良い影響があるのではと言われています」

これは、発達心理学系の文献で見かけた内容で、イベントでもお話しています。
けれども私自身は発達を促すためにという意識はあまり持たないようにしています。
それよりも、喜ぶ顔、楽しむ様子がみたい、その一心ですね。
その結果として心豊かに育ってくれたらと思います。

ピアノに合わせてあそぼう(2024.7.8)

今日はじゅらく児童館の「ピアノに合わせてあそぼう」の日でした。
珍しく0歳児さんはいなくて1歳以上から2歳までの子たちでした。
今回の自己紹介テーマは「行きたい場所、おすすめの場所」。
京都市水族館、こどもみらい館、京都鉄道博物館、きりのこ(亀岡にある木の遊具がある施設)など。暑い季節でも大丈夫そうな所ばかりでした。

今日の曲目は以下のとおりです。

・おはようのうた

・たなばたさま
・海
・きらきら星

・さかながはねて
・りんごがころころ
・こぶたぬきつねこ

・かもめの水兵さん

・ぼくのミックスジュース
・南の島のハメハメハ大王

(演奏)
・歌の翼にのせて(メンデルスゾーン)
・星に願いを(編曲:今村陽子)

8月は夏休みで児童館には朝から小学生が来るため、「ピアノに合わせてあそぼう」はお休みです。

保育士実技試験終わりました

今日は保育士実技試験でした。

実技は造形、音楽、言語から選びますが、私は音楽と言語を選びました。

午前に言語、午後に音楽の試験でした。それぞれ3分くらいなのですが、順番に受けるので滞在時間は6時間以上になりました。

言語の試験は何も見ず話す素話(すばなし)ですが、「おむすびころりん」を選びました。
決まった台本があるわけではなく、試験向けに売られている台本(公式ではない)を買うか、絵本などを見てアレンジをするか、自由です。どんな台本がいいのかわからないので、試験向けに売られているのをネットで買いました。でも結局、自分が自然に話しやすいように色々といじって変えました。それを元に3分で話せるように何度も時間を計って練習をしました。少々間違えても、アドリブで乗り切れるだろうと思っていました。練習中に、たまに何度もでてくる「おむすび」を「おにぎり」と言ってしまうことがあり、これは気をつけねばと思ってました。

ところが、今日本番、「おじいさん、おいしいおむすびをありがとう、お礼におもちをごちそうします」と言うところを「おじいさん、おいしいおもちをありがとう、お礼におもちをごちそうします」と言ってしまいました!
落ち着いて話しているつもりでも、無意識に気持ちが先にいって、「おもち」が出てしまったのかもしれません。言った直後に気づきましたが、何事もなかったかのように先にすすめました。後から、実際の現場ではそういう場合言い直す方がいいのかなと思いましたが、もう遅い。

音楽は、弾き歌いです。課題曲は「夕焼け小焼け」と「いるかはザンブラコ」でした。
ピアノ伴奏はどれくらいの編曲がOKなのかわからないので、市販の楽譜(編曲も様々な中から選んで)をネットで買って確かめて、それからそれを元に自分好みに変えました。移調もしました(もちろん下に)。歌はYouTubeのボイストレーニングで発声の練習も何度かしました。
せっかく歌いやすいキーに移調していましたが、本番では普段より声が出にくく、あーあ、でした。

言語も音楽も、どれくらい減点されるだろう? ちょっと浮かない気分で帰りました。
ギリギリでいいので合格したい。また受験となるとやる気をだすのは大変。まあ、終わったことはどうしようもないので、発表まで忘れるようにします。

歌う子ども

何か月か前、「おうまのおやこ」と「チューリップ」の歌詞が書かれた小さな絵本を買って、それをこれまで何度か孫のNちゃんと一緒に見ながら歌ってあげていました。

昨日、Nちゃんはとうとうその絵本を開きながら体でリズムをとって謎の発音で歌いだしました(本は持ったままで見ずに歌っている)。なんとなく「おうまのおやこは」というメロディにも聞こえます。違うページを開いては、また歌う。それを何度か繰り返していました。なぜか少し難しい顔をして(笑)。

これまでも、何度か遊びながら鼻歌のような歌を歌っていたことはありますが、この小さな絵本が歌の絵本であることは理解していたようです。

Nちゃんは1歳5か月を過ぎましたが、大人の話す言葉を聞いて少しずつ理解していくように、音楽表現も聴いて理解していっているようですね。こちらは歌ってあげているだけですが、体でリズムをとることは歌とセットになっているようです。一音が一拍のような区切り方。

これまでもおもちゃから出る音楽などに合わせて体でリズムをとることはありました。子どもの持つリズム感も興味深いことです(以前イベントでリズムについてとりあげたこともあります「子育て講演会〈リズムを感じよう、リズムであそぼう〉」)。

この辺りまで書いて、参考文献にしている『フリッツ・イェ―デの音楽教育ー「生」と音楽の結びつくところ』(小山英恵著/京都大学学術出版会)に書かれていることを思い出しました。

子どもは、喜びの気持ちを歌にする

子どもの歌には、両親や兄弟と共に歌う喜びや安心感がそのままあらわれる

子どもの歌は、幸せな「生」の表現としての創造活動であるとイェーデは捉えている

P44

子ども自身は無自覚でも、愛されている、守られているという安心感の中で、自然と音楽表現が生まれてくるように思えます。

これまでの音楽イベントでも何度か、子どもと音楽の関係について話をさせていただいていますが、音楽が子どもの幸せな成長に役立つなら何よりだと思っています。