グリーンスリーブスの隠し味

今、アンサンブル用にグリーンスリーブスの編曲をしていますが、持っている楽譜を元に調を変え、途中まですすめて、やっぱり変?と思ってストップしました。この曲は確かドリア旋法を使ってたはずなのに(そういうメロディーを記憶していながら)、楽譜では普通の短調になっている。
それで音源で確認してみると、やはり記憶の方が正しいというか、こうじゃないとグリーンスリーブスの良さが出ないよなと納得。短調で始まったのに、「あれ?」というひと時の浮遊感が心地良い。
日本でも外国でも、ずっと歌い継がれている曲はやはりメロディに普遍性があると思うのですね。編曲で和音やリズムにバリエーションをつけますが、基本となるメロディの良さは大切にしたいですね。