少し前にカリフォルニアに旅行に行った友達が2週間ほどの間に2回も聞いたというお話を送ってくれました。『The Starfish Story』ヒトデのお話です。
じぶんなりに意訳してみました。
老人が明け方の海辺を歩いていました。見ると前方に少女が歩いています。彼女はヒトデを拾っては海へ投げ入れています。老人は少女に追いつき、そしてどうしてそんなことをしているのかたずねました。少女はヒトデがこのままここで朝日にあたれば死んでしまうからと答えました。「だけど海岸は何マイルも続いているし、何百万というヒトデがいるよ」「そんなことをしてもあまり意味がないのじゃないかな?」と老人は言いました。少女は手に持っているヒトデを見て、そっと波間に投げました。「このヒトデにとっては大切なことよ」
そこの土地の人たちはこの話が好きだということです。友だちも好きだと言っていました。私もとてもいい話だなと思ってブログに書こうと思いました。こちらから見れば無数にあるうちの一つ。でも逆にそれぞれにとってはたった一つの大切な命。短いながらとても感動的なお話だと思いました。勝手にこのお話に励まされた気持ちもあります。たとえわずかなことでも意味はあるはずだと。皆さんはどのように感じられるでしょうか?