ニューアルバムリリースしました

とうとう自宅録音で作ったアルバムをリリースしました。2月始めにに新しいマイクを追加で買ってから、約4ヶ月が過ぎていました。もちろん、毎日取り組んでいたわけではないですが、ブログにも書いてきましたとおり、試行錯誤を重ねながら取り組み、なんとか目標にしていた5月末にリリースの手続きを終えました。

もちろん、色々と問題あると思いながら出しました。曲作り、演奏、録音、編集、どの点においてももっと改善したい。でもそれはずーっとそう思い続けると思います。前よりは少し良くなったとしても、まだまだ良くするぞという具合に。なので、ただやり続けるだけです。

それでも、今回も録音・編集に挑戦したことですごくたくさんのことに気づきました。なので絶対にやってみてよかった。例えば、スタジオではヘッドホンせずに録っていましたが(その方がやりやすかったので)、家ではヘッドホンをつけて録りました。それはコンデンサーマイクがすごく微妙なニュアンスも拾うので、ヘッドホンで些細な音の違いを確認しないと、弾いている時に気づかないようなことが録音されたものに表れている。

最初は、音のばらつきなどが気になったけど、やがてそれを整えるためにどのように弾けばいいかということに意識がいき、結果的に演奏の精度が上がる。自分の耳で直接聴いている音では問題なくても、録音されたら問題に感じる部分が出てきて、でもそれを聴いていただくことになるのだから、そこに合わせていかないといけない。録音を重ねるごとに、良くなっていくと思うので、まだこれからの課題の一つです。

また、録音そのものは特に大きな問題はないのに、なんか今一。なんでやろう?と考えて、ああ、曲が今一なんだ!ということもたびたび。録音したのにやめた曲、編曲しなおしたりと曲の見直しにも時間がかかりましたが、これもスタジオの場合、用意していった曲を録るしかない。今回、もう少し入れたかったけど結果的に7曲になりました。

その他にも色々ありますが、また別の機会に書くかもしれません。

前にも書きましたが、どんなスピーカーで聴いても良く聞こえることが理想ですが、それはなかなか難しい。今回、イヤホンで聴いてほどよい感じに仕上げました。なので、パソコンのスピーカー直接だときつく、あまりいい音には聞こえません。少し良いスピーカーならましだと思います。パソコンのスピーカー直接でもやわらかく聞こえるようにすると、イヤホンで聴いたらかなりぼやけた音になってしまう。これは外注すればかなり改善される部分ですが、自分の作ったものがどの程度聴かれるか、ストリーミングの回数がこれまでのアルバムと同じくらい上がるかどうか、見てみたいというのもあり今回はこのまま出してみました。

打鍵の際に出る、ダンパー以外のちょっと気になる音は、ノイズ除去ソフトである程度とりました(曲によって残り方が違います)。これも自然な録音を考えると、どの程度が良いのか難しいところです。

(現在bandcampのみになっています)

bandcampはこちら