絵と景色と音楽と

18日は京町家ギャラリー「高瀬川・四季AIR」で行われている「小林冬道 VS kuma3 二人展」でオカリナ奏者でもあるkuma3とコンサートをやりました。
小林冬道さんは水彩画、kuma3は色鉛筆の絵ですが、それぞれの個性で素敵な絵をたくさん描かれています。

コンサートはクラシックソロ1曲を除いて、あとは童謡や唱歌、アイルランド民謡など8曲はピアノパートを私が編曲したものをやりました。
17日にリハーサルをやるために、ギャラリーに行って初めて用意していただいた電子ピアノ(ギャラリーにピアノがないので)を触ってやはり最初は違和感ありましたが、お客さんがいても弾いてくれていいと言ってくださったので、合わせリハーサル以外にBGMのように色々な曲を弾いて、楽器のくせをつかもうと試みました。

2~3時間くらい弾いてたでしょうか、どうタッチすればより弾きやすいかわかってきました。
今年初め、ギャラリーでのコンサートで弾きませんかとkuma3に誘われた時、電子ピアノという点は気になったものの、その状況はとても素敵だなと思ってぜひやらせてくださいと言いました。今回、高瀬川の流れが見えるギャラリーで絵を鑑賞し、音楽を聴いていただくというこの企画を実際体験して、やはりいいなと思いました。今日のコンサートは皆さん椅子に座って静かに聴いてくださりそれはもちろんよかったのですが、昨日BGMのように弾いているのもとても楽しかったのです。

ギャラリーという日常と少し離れた場所で、しかも美しい景色を眺めながら音楽を奏でるとはなんと幸せなことでしょう。またこういう状況の中で弾けたらうれしいな。もちろん生ピアノで!