『蘇るトルコの響き』

20日、昼間はオカリナのKさんと合わせ練習。とりあえず編曲した「春の小川」「春が来た」「モーツァルトの子守歌」(途中まで)を聞いてもらって合わせてみて大体そのままでいけそうでホッ。なかなかいい感じです。引き続き編曲をやって次の合わせには全部そろえようと思っています。
夜は、パブロ・エスカンデさんのコンサートに行ってきました。日本テレマン協会のマンスリーコンサートで『パブロ・エスカンデ・プレゼンツ 蘇るトルコの響き』です。
曲目はパブロさん編曲によるトルコに関連する音楽(トルコ行進曲から民謡まで)とそれ以外のシューベルトやドヴォルザーク、メンデルスゾーンの弦楽とのアンサンブル曲、パブロさん作曲のチェロとピアノのための曲『2つのミロンガ』(オランダのチェリスト、ナオミ・ルービンシュタインから委嘱された)です。
今回はトルコというテーマがありましたが、エスニック要素をうまく取り入れたな雰囲気とタンゴを思わせるようなリズムにパブロさんのオリジナリティの高さを感じます。そして改めてパブロさんの音楽世界の広さを思い知るのでした。
ドヴォルザークのバガデルop.47ではパブロさんがオランダから持ってきたという100年前のハルモニウムというオルガンの演奏も聴けて、とても興味深かったです。足踏み式で優しい音です。
ミロンガとは、タンゴの基となっている2/4の舞曲ということで、『2つのミロンガ』は1曲目がわりと静かめで、2曲目がリズミカルです。おもしろかったのは、それまでうたたねしてるのかなと思っていた私の前に座っていたご年配の男性がミロンガの2曲目で体でリズムをとりはじめたんです。おお、リズムの力だ!とこれはパブロさんに報告しようと思いました。
終わった後、パブロさんに挨拶して帰りましたが、歩きながらじわじわー、じわじわ―と感動がよみがえってくるようでした。今日初めて聴いてよかった曲がいくつもありましたが、ライブで聴いた音楽はその形をとどめておくことができず、水のように流れていってしまう。でも、その言葉では表せない感動はきっと私の音楽の中に生かされると思いたいです。