詩人についての詩

「Poem and Piano」その3をYouTubeにアップしました。
また、「ディキンソン詩集」(岩波文庫/亀井俊介編)より選びました。
タイトルは
「This was a Poet – It is That」です。
詩人とはどういう人かについて書かれた詩です。詩人とは優れた感性の持ち主であり、そして……。詩人についての描写が、とても詩的で素晴らしいと思いました。詩人が書いてるから当たり前かもしれませんが、さすがです。この詩人の性質はまた、芸術家にも当てはまりそうです。

やはり、日本語訳がなければ、文章のスタイルが独特でわかりにくいと思いました。日本語訳を参考にしながら、原文を読んで自分なりに感じて味わうというのがいいですね。

これも前回の、ディキンソン「Tell all the Truth but tell it slant 」と同じく、著作権は切れていますから、原文はいいと思いますが、訳の著作権の扱いがわからずそのまま載せていいのかわからないので、英文だけご紹介します。

This was a Poet – It is That

This was a Poet – It is That
Distills amazing sense
From ordinary Meanings –
And Attar so immense

From the familiar species
That perished by the Door –
We wonder it was not Ourselves
Arrested it – before –

Of Pictures, the Discloser –
The Poet – it is He –
Entitles Us – by Contrast –
To ceaseless Poverty –

Of Portion – so unconscious –
The Robbing – could not harm –
Himself – to Him – a Fortune –
Exterior – to Time –

写真は自分の撮ったものの中から選びますが、詩のイメージを考えるとなかなか決めるのが難しい。わざわざ撮りに行く時間もないですし。曲はすでにアップしている「impromptu1-2 (即興的な曲1-2)」です。自分で見ながら、やはり言葉の力は大きいなと思います。特に素晴らしい詩ですから!詩のおかげで写真や音楽がよりよく感じられる気がします、私は(笑)。よかったらご覧ください。

 

(*画像をクリックするとアマゾンにとびます)