即興にトライ

先週のダルクローズリトミックの月例会で、リズム、きれいな和音、メロディアスなメロディを使わない、音の表現のピアノ即興に合わせて他の人が思い思いに動く(ダンスのよう?)という試みがありまして、交代でピアノを弾いたり、体を動かしたりしたのですが、これは私にとって初めての音楽的にしないことを意識した即興演奏でした。

順番がまわってくるまで、できるかな?という思いがありましたが、やってみると面白い。
音楽的にしない、音を素材としたアート表現をしている気分でした。それでも多分、全然音楽をやってない人とは違う表現になるんじゃないかな? 自由な即興といっても直前に次の音をイメージしながら、なるべく耳障りにはならないようにと考えたので。
以前、即興のイディオムについて書いたことがありますが、イディオムによらない即興はその時何が出てくるかわからない、偶然の面白さがある。でも、多分意識してなくてもイディオムの代わりに、どこかにクラシック音楽がベースになっているかもしれないと思いました。他の人がどんな風に感じたかはわかりませんが、自分としては、こんなこともできるんだという楽しい経験となりました。コラボレーションというスタイルがまた楽しい!