前回のブログで新しいマイクを買ったけど調子が悪くて不安と書きましたが、やはりノイズが出るのでとうとう返品しました。それで、またグレードの違うマイク2本で録っています。
生ピアノの録音は、結局ピアノと部屋のつくり(録音に適した内装など)とマイクにかかっているのかなという気がしています(そんな話も読みました)。それらが良ければ良いほど質のいい音が録れるから、編集ではそれほど手を加えなくていいはず。だけど、実際それらが全てハイレベルというのはものすごく費用がかかることで、私が行けるスタジオでも制約があり、普通の家の録音となるとさらに不利です。
それでも、じっくり家でやるというメリットは感じています。録音したものを聞いてやっぱり音を変えてみたり、そしてまた録音してと、曲作りと録音を並行してできるというのが大きい。
良い音で録音する条件が整っていないためでしょう、録ったものの音が、実際弾いている時に聴こえてる音とは随分違うわけです。ああ、それと前回書いたようにPCやスマホで直接聴くととてもきつい音になる。それで、編集なのですが、そのためのDAWソフトはStudio Oneの無料版からスタートし、その後一つグレードが上のStudio One Artistを購入して使っていました。そして、一応アルバムづくりを目標としているのでマスタリングのためにとうとうStudio One Professionalを購入、アップグレードしました。
結局、別で買っていたAI搭載のプラグインは使わず(生意気ですが、AIだから気に入るかどうかはわからないものですね。またお世話になるかもしれませんが)、主にStudio One付属のエフェクトを使って自分の耳で確かめながらやっています。2月の終わり頃の記事(「録音はまだまだ続くよ」)の中でAIのミックスについて「私がやるよりもはるかにいいはずなので、これを触るということは当分ないと思います」と書いていましたが、もう触っています(笑)。日々、なかなか進歩しないなあと思いながらやっていますが、そうやって過去の記事を確認すると少しは進歩?しているようです(笑)。Studio Oneを初めて見たのが昨年末。その時は全く意味不明なソフトでしたが、今は一応使えています(まあ、そこで曲作りしているわけではないので、機能の一部しか使ってないですが)。できないと決めつけない、すぐにうまくいかなくてもあきらめない、というのがポイントでしょうか(ああ、しんど)。
とりあえず、宅録音源をYouTubeにアップすることを目標に、編曲ものでと何曲か考えましたが、おととい、「どこかで春が」にしようと思って録音しました。昔の曲はメロディがわりと印象的なものが多い気がしていて、その雰囲気を大事にしたいから編曲はシンプルです。
自宅録音に取り組みだして2か月ほど、ブログにも書いてきたように何度も挫折しそうになりながら、ようやく1曲YouTubeにアップできました。まだまだ十分ではないと思いますが、十分と言える日は多分来ないので(笑)、一つずつ区切りをつけながら進めていきます。
3月ごろの歌ですね。来年はこの厳しい状況(コロナ)を乗り越え、春の喜びを心から満喫できますように。