「月のひかり」(お話と音楽)

このブログにも何度か書いていますが、昔夫と「いまむら文庫」(話:私、絵:夫)というサイトで作品を作っては発表していました。主にうちの子が小学生から中学生くらいにかけての5年間くらいのことです(ホームページはほぼ放置ですが今もあります。長年経過する中でなぜかソースがぐちゃぐちゃになっていて直したいのですが、ページ数も多く手を入れる時間がなかなかとれません)。絵のないお話もいくつかありましたが、今は下げている状態です。その頃は今のように山のようにコンテンツがある時代ではなく、けっこう珍しがられました。英語版も作って海外のポータルサイトにも載せてもらったりしていました。

当時、子育てを経験して色々と感じたことがあり、かなり自然にお話が生まれてきました。その頃は言いたいことや大切に思ったことをストレートに書くよりもお話にする方がやりやすかった。その後は逆になりました。お話を書くのをやめてからは言いたいことを創作を通して表現する方が難しく感じるようになっていました(汗)。それは多分、考えることが昔と比べ複雑になっているからだと思っていましたが、それだからこそ最近はストレートに書く方が難しくも感じ始めています。実は世の中はっきりとは断言できないことが多いよなあと、書いているうちに頭の中が哲学してくる(笑)。なのでまた物語を書いてみたい気もします。

以前から、いまむら文庫の作品と音楽を合わせてみたらどうだろうかと思っていて、ようやくやってみました。「月のひかり」という作品です。このお話しは子育てというよりも、私自身が高校生の時に窓から入る月の光に魅せらていたことがヒントになっています。

曲は「blue moon」でアルバム「AGAIN」からです。よかったらご視聴ください。